どもこんちは。パラシェルター鈴木だ。
今回は何人かがスタバの新作イキリをしていててウゼエなって思ってたら意識しちゃって結局コソコソ飲みに行った話をしようかと思います。(いったのは昨日の2021年1月28日の話です。)
んで今回の新作がこちら。
その名も「チョコレート オン ザ チョコレート フラペチーノ」である。まずネーミングセンスなのだが、一昔前に流行ったギャルの盛りみたいで「とりあえずチョコの上にチョコいっちゃう?笑」みたいなノリでできた感があってパリピ臭がすごい。作った人はおそらくこの世代なのだろうか?いや、違うだろう(背理法)
カロリーはというと以外にも控えめで全体的に400kcal前後である。見た目とのインパクトとは裏腹に割とちょろいギャルなのかもしれんとか考えたら興奮してきた。今まで紳士を語っていたが、もしかしたら変態かもしれん。
下調べはしたところで早速出かけることに。外は雪で気温は2℃という外出には最悪な天候であった。とはいえどコロナ禍で人通りも少ない。店内でゆっくり漫画でも読もう思い、「14歳の恋」と「進撃の巨人」の漫画を2冊と、ワンコインを握りしめ、目的地へ。
ウィーン \イラッシャイマセー/
店内はというと、勝ち組の老人メイツか、MacBookを持った意識高い系の大学生達で満員。加えて目の前には身長170近い金髪と茶髪のお姉さんが2人。ゾルディック家の前でもないのに入口で立ち止まってしまった。
しかし、ウェイ共には屈しないと決めていたので意を決して入店。
余談だが俺はこういう時は左足から入ると決めている。何故なら罠があったら失うのは利き足では無い左足だし、物が飛んできても右足で蹴り返せるからだ。読者の君たちは天才すぎて理解の境地にも辿り着けないだろう。わかるよ、俺も何言ってるかわからない。
入って思ったのが暖かい。陽キャの温もりを肌で感じつつも、順番を待つ。
「お次のお客様、ご注文をどうぞ〜」
キタキタキタキタ
「チョコレートオンザチョコレートフラ…」
読み上げてる最中にふと数字が目に入った瞬時、閃光が走った。
よく見たらさ、これ値段620円じゃないか!?!?!?!?
上述したように俺が手持ちにしてあるのはワンコイン。すなわち500円である。こちとらコンビニ感覚で来てやってるのに値段設定までパリピで普通に鼻水が飛び出た。
だけど…まだ間に合うっ…!!
「ペチーノォ…の下のドリップコーヒーのショートを一つ…あっホットで…。」
フフッ
店員の微かな笑いが聞こえた。悔しくて下唇を噛みながら無事に注文終えた。まあホットアップルティー(アイス)の失敗は、ここでは活かせたと思う。
コーヒーを貰うと、あまりにも恥ずかしくて、こぼれないように早歩きで隣のセブンイレブンへ向かった。そこで私が買ったのはというと…
アルフォートである
コイツでチョコレートを補おうという邪推な発想でこうなった。かくなる上だったんだよ。
寒空の下、スタバの目の前のベンチで雪の中静かに腰を落としていた。イルミを飾り終え、冬の役目を終えた禿げた木々が風で揺れている。人々が往来し都会の演出を止めることは無かった。でも、俺にはコイツら(アルフォートとコーヒー)がいた。とても暖かくて、甘かった。もう、一人じゃないんだね。この春には桜が咲く。そう願い、この地を後にした。
to be continued___